長らくのご無沙汰でした。第48条第2項と第3項です。
2 施設介護サービス費の額は、施設サービスの種類ごとに、要介護状態区分、当該施設サービスの種類に係る指定施設サービス等を行う介護保険施設の所在する地域等を勘案して算定される当該指定施設サービス等に要する平均的な費用(食事の提供に要する費用、居住に要する費用その他の日常生活に要する費用として厚生労働省令で定める費用を除く。)の額を勘案して厚生労働大臣が定める基準により算定した費用の額(その額が現に当該指定施設サービス等に要した費用の額を超えるときは、当該現に指定施設サービス等に要した費用の額とする。)の百分の九十に相当する額とする。3 厚生労働大臣は、前項の基準を定めようとするときは、あらかじめ社会保障審議会の意見を聴かなければならない。
施設介護サービス費の算定方法と、その算定の際の基準についての定めです。
内容的にみると、算定の流れと基準額の決定方法については、すでに居宅介護サービス費・地域密着型介護サービス費のところで出てきております。基準額を決定するときの材料となるのが、居宅サービスに該当するものなのか施設サービスに該当するものなのかという違いはありますが…。
あと、基準額の算出の際に控除される費用の具体的な内容については、介護保険法施行規則において次の通りとなっています。
…と言いましたが、直前の記事でその条文を挙げておりました。そちらをご参照ください。
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